YUKIさん質問です!パンっていつから食べられているんですか⁉
今や私たちが当たり前に食べているパン。昔の人はどうやってパンを作り始めたのか。
さっそく勉強していきましょう!!
パンの始まり
パンが初めて作られたのは今から約7,000~8,000年前の古代メソポタミア文明。
小麦粉を水でこね、焼いただけのものを食べていました。(今で言うナンのようなパン)
その後、偶然の産物により発酵させて膨らませるという技術を習得し、今のようなふっくらしたパンが作られるようになりました。
次第に小麦の栽培の技術と同じくパンの技術も伝わっていき、パン作りの最先端だった古代エジプトや古代ギリシャでは腕のいいパン職人があちこちに誕生したそうです。
昔ってイーストとかないですよね?どうやって発酵させてたんですか??
良い質問ですね♪
当時は自然から生まれた『天然酵母』を使っていたんです!
『天然酵母』聞いたことあります!
小麦粉と水を混ぜた物を暖かい場所に置くと自然の酵母菌が反応し、小麦を発酵させます。これを熟成させると、イーストのようにパンを膨らませる事ができるんですよ。
酵母菌って小麦にしか付いていないんですか?
実は酵母菌というのはとても身近なもので、天然のものなら何にでも付いているんですよ。
何にでもですか!?
例をあげると、小麦以外ではブドウと水で作った酵母液が有名です。
これを混ぜてパンを焼くと、ブドウの風味がほのかに香る美味しいパンが焼けるんですよ~。
へぇ~!今度試してみたいです!
もちろんです♪今度ゆっくりレッスンしましょうね~。
パンの大量生産が可能となり、腕利きのパン職人が世界のあちこちに渡り歩くようになりました。
その後パンはヨーロッパからアジア、アフリカへも伝えられ、世界各地で主食として取り入れられるようになったそうです。
そして独自の進化を遂げたパンは、今や私たちの生活には欠かせない食べ物となり、現在も各国で進化し続けているのです。
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