こんにちは、YUKI❀です♪
今日は夫の母国、ドイツで一般的に食べられているライ麦パン
『ロッゲンミッシュブロート』
の作り方についてご紹介します。
ロッゲンミッシュブロートとは
Roggen(ロッゲン)・・・ライ麦
misch(ミッシュ)・・・混ぜる
brot(ブロート)・・・パン
『ライ麦を混ぜたパン』という意味です。
パンの名前は、ライ麦の配合割合によって変わってきます。
ライ麦の割合による名前の違い
ロッゲンブロート…ライ麦90%以上
ロッゲンミッシュブロート…ライ麦50%以上~90%未満
ミッシュブロート…ライ麦50% 小麦50%
ヴァイツェンミッシュブロート…小麦50%以上~90%未満
ヴァイツェンブロート…小麦90%以上

のんさん、ライ麦のパンはどうやって膨らませるか知ってますか?

え、イーストを使うんじゃないんですか?

ライ麦の割合が多いパンはグルテンを持たないため、通常のパン作りで使用するイーストで膨らませることはできないんですよ。

じゃあどうやって膨らませるのですか?

サワードゥ(サワー種)と言って、天然の酵母菌や乳酸菌の力で膨らませることができるんです。イーストで膨らませたパンよりも長持ちし、時間が経ってもしっとり保ってくれますよ。

サワードゥ!こないだスターターの作り方教えてもらいましたね。

ほのかな酸味とライ麦の風味が合わさって、とても味わい深いパンになりますよ。
とは言え、日本人にとってライ麦のパンはあまり馴染みがないので、まずはライ麦の割合を半分以上と小麦を混ぜて作るロッゲンミッシュブロートをおススメします♪
材料
- ライ麦 100g
- 強力粉 100g
- 水 150g
- サワードゥ 50g
- 砂糖 3g
- 塩 4g
※サワードゥが作り始めなどで発酵力がまだ弱い場合はイーストを1g追加してください。
作り方
①混ぜ~1次発酵まで

材料をすべてホームベーカリーに入れて、生地コースで1次発酵まで済ませる
②形成
型の大きさに合わせてクッキングシートを切って入れておく

パウンドケーキ型が調度よいです。
ホームベーカリーから取り出したら、打ち粉をした台に生地を取り出し、ひとまとめにする

型の大きさに合わせて丸めて型に入れる

容器の底に生地が届くよう上からしっかり押さえて下さい
乾燥しないよう生地に霧吹きしてシャンプーキャップやラップなどで覆ってしばらく置く
③2次発酵
生地がふっくらして、1.5倍ほどに膨らむまで発酵させる


↑ 左:発酵前 右:発酵後
オーブン予熱230℃
④焼き
余熱が完了したら真ん中にクープを入れて、切れ目にオリーブオイルを塗る

230℃ 約18分焼く
※焼き加減はオーブンによって調整してください
完成♪



栄養たっぷり!スープやチーズとの相性抜群です♪

ん~!この酸味と風味がクセになりそうです!
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